ミラクルロマンス

あのトキメキを忘れたくないよ

世界で一番最高なミュージカル"キンキーブーツ "

皆さん!キンキーブーツ観ましたか?!

本当最高でしたね〜〜!!

 

 

キンキーブーツの何が最高って筋肉質な男の人たちがピンヒールを履いて歌って踊ること。あと会場がめちゃくちゃ盛り上がってます。それがより一層興奮を高めてくれるのかなって思いました。

私的な見解なのですが、ピンヒールって女性が履くより男性が履く方がめちゃくちゃセクシーだと思います。最後にコレクションのシーンがあるのですが、ド派手な衣装にピンヒールを履いて決めているのがかっこよくてセクシーすぎて最高でした。

歌もダンスも衣装もピンヒールも観ていて全てが楽しかったです。

 

もちろんストーリーも面白いだけでなく、突き刺さるところが多く考えさせられます。

大まかに説明すると、父親が死んで継ぎたくなかった倒産寸前の靴工場の社長になったチャーリー(小池徹平)がドラァグクイーンのローラ(三浦春馬)に出会い彼らのためのブーツを作ることで会社の再建を図るというものです。

このチャーリーが意外とアレなやつでして、家業が嫌で恋人と一緒に自らロンドンに行っていたのに恋人に詰められた際「君がロンドンに行きたいって言ったから行ったんだ!僕は別に…」みたいなこと言いだしたり、ブーツが完成してミラノコレクションに行く際に予算が足りないのでローラたちがモデルをすると言ったら「バカにされるに決まってる」的なひどいことを言ったり。

物語の序盤ならまだしも終盤でそんなことを言い出すので、「お、おまえーーーーー!!!!」となるような男でした。でも最終的に改心してました。

 

「あるがままの他人を受け入れる」と「なりたい自分になる」がこの舞台のテーマだと思っているのですが、普通に考えればドラァグクイーンのローラたちのことを言っているような気がします。しかしそうではなくて、この考えがあったからチャーリーは従業員やローラに酷いことを言ったけれども受け入れて許してもらうことが出来たというのが非常に面白かったです。

私はキンキーブーツのことを"最高に楽しくて感動できるエンターテイメントであり、道徳作品でもある"と思っています。よくわからない道徳の授業をするならキンキーブーツを見せるべき。

 

 

 

元々は就活生のため予定がわからずチケットを持っていなくて諦めかけていたのですが、面接とチケット譲渡が運良く決まり観劇することができました。譲っていただいた方には感謝してもしきれません。

絶対また再演してほしいです。今度はたくさん観に行きたい。

次に楽しみな舞台はエリザベートです。しかも届いたチケットをみたら最前があったので死ぬのかな?ってなりました。今までで一番嬉しい最前かもしれない。エリザベートまでは死なないように頑張ります。

就活&バイト先の閉店に伴い長らく働いていなかったのですが、就活も終わったのでそろそろバイト探すかと自らの尻を叩いてるところなのでそちらも頑張ります。

 

ミュージカル『マリーアントワネット』をみてください

お久しぶりです。生きてました。

 

今回の記事は特に感想を語るでもなく、ただこのブログが目に留まった方にミュージカル『マリーアントワネット』をみてくださいとお願いする記事です。

 

複数回公演入ったのですが、私の涙腺が緩いのもあるけどま〜〜泣けます。毎回泣いてる。今日も元気に泣いてきました(?)マイ初日は涙出すぎて大変でした。女の人は特に泣けると思う…。

何と言ってもやはり東宝ミュは舞台装置の豪華さに毎度うっとりしてしまいます。ここも最高。3階最後列からでも素敵だったけど機会があればぜひ前列にも入ってみていただきたい…。

歌もとても好き。初演は全く知らないのでそのあたりの比較は出来ないのですが、推しの現場がなくて暇だな〜って方は帝劇で10月から11月までやっているので是非是非足を運んで頂きたいです。いや、推しの現場で忙しいよ!って方にもなんとか1公演だけでも!損はないと思います。チケットも多分まだあるはず(帝劇は全く行く予定ないのですみません)です。大阪もまだこれからです!

私は古川さんと花總さんを基本目当てに行ったので残念ながら田代さんは見ることがなかったのですが、PVをみてから絶対に見るべきだったなと後悔してます。予定的に見られないまま福岡が終わってしまうのが悲しい…。なので是非どなたかに感想ブログを書いていただきたい(必死)。ちなみに古川さんは個人的に若いツバメ感が最高です。

もし九州の方がいらっしゃるなら9月いっぱいしているので是非!博多座最高ですよね?!久光製薬のチケットケースももらえてお得!チケットも探せばないことはないので。

 

最後にどうでもいい近況報告をすると、1月のテニプリのライブが当たったので天にも昇る心地です。本当に嬉しい。あとは11月のジャージーボーイズがめちゃくちゃ楽しみです。

舞台パタリロが最高な話

いつも感想と呼べない感想ブログを書いてる私ですが、今回は更にただの殴り書きになってます。

2018年始まってまだ3ヶ月ですがすでに私の中で今年ナンバーワン舞台が決まってしまったかもしれません。とにかく最高。

 

昨日初日を迎えたばかりなのであまりネタバレは無いつもりですが気になる人はご注意ください。

前作は観に行った友達からめちゃくちゃやばかったとだけ聞いていてdアニメで見たところ、めちゃくちゃ面白かったので次回作はなんとか観に行きたいと思ってたのですが念願叶いました。青木玄徳さん演じるバンコランがどうしても見たかった…。

 

 

いや〜相変わらずメタいメタい!メタいの大好き!メタいのって好き嫌い別れるかと思うんですけど、私は大好きなのでなんの問題もありません!(鼻息)

衣装とか髪をファッサーってするやり方がもうメタofメタ(?)みたいな感じで最高以外の感情を失いました。

目力をレーザーポインタで再現するの本当に最高です。バンコランの歌のときの後ろの映像が相変わらず面白すぎてあれだけで1時間笑うことができそうです。

嫉妬するマライヒめちゃくちゃ可愛くて、本当に美しい…。佐奈くん同い年らしいんですけど信じたくない。マライヒの歌のときの衣装がなかなかに凄くて佐奈くん頑張ってるなあ!と感動(?)しました。マライヒの歌のときのバンコランもめちゃくちゃ愉快なので(褒めてます)そちらにも是非注目を…!!

前作と同じようなネタもあり、美少年も増えホロリと来るようなシーンもありで本当に満足度高かったです。観客が声出せる所もあって本当に面白かったし、何よりみてて超楽しかったです!!

真面目なストレートもたまにみていいな。面白いな。って思うんですけど、私はやはりこういう頭を空っぽにして笑える舞台の方が好きみたいです。

 

 

推しの現場がなくて暇だよって方には是非みてもらいたい。当日券も出てるみたいです。

秋には舞台と同じキャストで映画もあるらしくそちらも楽しみです。

 

ミュージカル「黒執事」-Tango of the Campania-

2/10 久留米公演マチネ観劇

漫画は読んだことがなくて古川さん目当てでリコリス再演、サーカス編を見て今回も行ってきました。

 

あらすじ(公式サイトより引用)

19世紀の英国。
セバスチャン・ミカエリスは、名門貴族ファントムハイヴ家に仕える万能の執事。
しかし、その正体は、13歳の当主シエル・ファントムハイヴと契約した“悪魔”だった。
女王の密命を受け暗躍する“悪の貴族”シエルと共に、裏社会の事件を闇で片付けている。
契約が完了する最期の日まで――。

ある日、「死者蘇生」の噂を耳にしたシエルとセバスチャンは、その真相を探るうちに「医学による人類の完全救済」を掲げる秘密結社・暁(アウローラ)学会の存在にたどり着く。
二人は調査のため、暁(アウローラ)学会の集会が開かれるという豪華客船『カンパニア号』に乗り込むが…。
華やかなはずの処女航海に隠された真実が、いま解き明かされる。

 

 

本当に2.5次元と思えないクオリティの高さ。衣装とセットの豪華さが凄いので9000円取られても満足しかない。9000円近い2.5は他にも多々あるが正直なところ同じ価値があるとは個人的に思えない。(ただS席の範囲が少し広すぎるかなとは思った。3階前方までS席だったらしく正直そこはA席でも…と思った)

 

前方席で観劇したのだけれど、序盤から前の人がガンガン振り向くので何事かと思ったら通路を使う演出だった。あまりネタバレを入れないで行ったので程よい驚きがあり楽しかった。

ゾンビの演出が良くて凄いビビリな私は何かそういうアトラクションなのかと思うほどだった(?)アンサンブルが多いので迫力がある。情熱大陸を見たときに人形も使うことは知ってそのときは「これ舞台上で浮かないのか?」と思ったけれど特になんの違和感もなかった。

1幕はサクサク進む感じで話はほとんど知らない状況で行ったけれど特に問題はなし。全体的にダレることなく観れた。アンダーテイカーが好きな友人もとても満足していたようだ。

 

蓮生くんが成長してて、サーカス編の時はまだ可愛さもあったのにすっかりかっこよくなっていた。でもやっぱりカテコ終わってはけるときに手を振る姿はとてもキュート。

そして何よりリジー!超絶可愛い!!!!びっくりした。評判良さげなのは知っていたけれどめちゃくちゃ納得。可愛すぎて終演後生写真買ってしまった。ハートを決めるあの姿何回でもみたくなる。すごく可愛い乙女からファントムハイブ家の事件後シエルを守れるお嫁さんになると決意する強さを持つところまでまでとてもよく表現されていた。シエルのためにかかとの低い靴を履く健気さ。かっこよさと可愛さがある最強のお嫁さんやないかい…。涙腺ゆるゆるなので回想シーン普通に泣いてしまった。

古川さんも相変わらず歌が素晴らしくて、今回も高音多めで最高だった。しばらく「あ〜〜あ〜あ〜〜」が耳から離れそうにない。古川セバスチャンの顔の表情の演技がリコリスのときから大大大好きなので、今回は回想シーンがあることで更にいろんな表情が観れて大満足。めちゃくちゃ態度悪く椅子に腰掛け膝を組む姿はとても笑えた。あとリジーがシエルに強いお嫁さんは嫌だって言ったじゃないと泣きシエルが狼狽えるシーンで後ろでニヤニヤからの大爆笑もとても好きだった。古川さんは歌はもちろん演技も大好きなので本当に今回もすごく観てて幸せになった。燕尾服を着てても充分に足が長すぎるが、燕尾服を脱いだら5cm足伸びてないか?と思うほど足が長かった。ライブは行けなさそうなので次古川さんを見るのはM!かな?めちゃくちゃ楽しみだ。

 

今回もミュージカル黒執事は最高だった。推しがいつか出てくれたら最高だな。狂喜乱舞で通いつめてしまいそうだ。

もう一回くらいは観たかったな。カンパ〜ニア♪

 

 

 

〜余談〜

上演中にペットボトルを飲み出す人には何回か遭遇したことがあるが、今回の隣の人はあまりにもスマートな動作だったので最初気付かず途中で気付いてめちゃくちゃびっくりしてしまった。あの慣れ具合絶対常習犯。謎技術だった。

そして久留米シティプラザ初めて行ったが、遠かった。でも劇場は新しいだけあってめちゃくちゃ綺麗だし高級感があって好きだった。気になる演目で九州に来るとき久留米シティプラザなことが最近多いが行くのが大変なので相当気合を入れないとなかなか行けないな…と思った。(東京にはバンバン行くが同じ県内の方がむしろ腰が重いかもしれない)

関数ドミノ

10/22 北九州公演観劇

 

観に行こうと思ったきっかけは池岡くん。以前みた舞台での役柄がめちゃくちゃ男前でかっこよかったので気になりつつ、瀬戸くんも出るようだし、北九州に来てくれるなんて滅多にないしと色々重なり軽率にチケットを取った。

あと単純にあらすじを読んだときに、「これめちゃくちゃ好きな感じがする」と直感したので。笑

 

あらすじ(公式サイトより引用)

とある都市で、奇妙な交通事故が起きる。
信号のない横断歩道を渡る歩行者・田宮尚偉(池岡亮介)のもとに、速度も落とさず車がカーブしてきた。
しかし車は田宮の数センチ手前で、あたかも透明な壁に衝突したかのように大破する。
田宮は無傷、運転手の新田直樹(鈴木裕樹)は軽傷で済むが、助手席に座っていた女性は重傷を負ってしまう。
目撃者は真壁薫(瀬戸康史)と友人の秋山景杜(小島藤子)、左門森魚(柄本時生)の3人。
事後処理を担当する保険調査員・横道赤彦(勝村政信)はこの不可解な事故に手を焼き、関係者を集めて検証を始める。
すると真壁が、ある仮説を立てるのだった。
その調査はやがて、HIV患者・土呂弘光(山田悠介)、作家を目指す学生・平岡泉(八幡みゆき)、真壁の主治医・大野琴葉(千葉雅子)をも巻き込んでいく。
はじめは荒唐無稽なものと思われた仮説だったが、それを裏付けるような不思議な出来事が彼らの周りで起こり始める――。

 

※ネタバレしかない感想※

 

物語の主軸はドミノ理論とは証明できるのか、本当にドミノは存在しているのか。

ドミノ理論とは主人公・真壁が主張している、なんとなく願っていることが叶ってしまうとてつもないラッキーな人間、それがドミノという考え方。ドミノ本人はそれを基本的に自覚しておらず悪意がある訳ではない。しかしドミノのせいで本当だったら他の人が願いが叶ったりいい思いをするチャンスを横取りしている、とのこと。

 

真壁は森魚がドミノであると考え、ストーカー紛いのことをしてまで証明しようとする。

しかし結局ドミノは真壁自身であり、真壁が森魚がドミノであるに違いない、そうであって欲しいと思うことにより森魚の周りでは森魚にとっていいことが起きていた。というオチ。

真壁は最終的に1番親身になってくれた友人・秋山をドミノの力により傷つけてしまい、そこで横道に上記のことを指摘され君がドミノなんだ。と気付かされる。横道からドミノの力を使い、秋山を救うよう、それが出来なければ君はただのクズだと言われ必死に救おうとするが救えぬまま暗転し舞台は終わる。

 

 

 終わってまず思ったことは、「ヒーーーーーーーー怖かった!(半泣き)」。
もう、情けないが本当にビビりでちょっとしたことにもめちゃくちゃ驚くタイプの人間なので何回か怖さで死ぬかと思った。電灯がバチッとなるシーンでは驚きで心臓が飛び出た。暗転中に流れる音楽が怖すぎる。気味が悪い。

 

果たして本当にドミノとは存在したのだろうか。真壁は最初からドミノだったのか。ドミノが周期的に入れ替わるというのならあの検証中の最中に森魚から真壁にドミノが変わったというのもあり得るのではないだろうかと思うのが私の正直なところ。この考え方でいくと最後秋山が治らなかったのも真壁からまたドミノが移って行ったという可能性もある。

それにしても最初はみんな真壁のドミノ理論を信じ始めていたのに彼が語るに連れただの被害妄想だとしか思われなくなるシーンがとても良かった。私の心にまで違和感が訪れ、それに伴うように真壁を取り残し他のメンバーが部屋を離れていく。とても心がざわついて好きなシーンだった。

エイズが消えたとか秋山が急に倒れたとか透明な壁の出現についてはやはりドミノ理論はあるというのが私の最終的な結論かなと。

しかし大野が言っていた通り、ドミノ理論が証明されようとも私たちはその世界の中で生きていかねばならない。何も変わらないんだ。というのがやはり真理である。運のいい人はいる。明日は自分が運のいい人になれるかもしれない。そうなることを願って、そうなったときのために前向きに生きていかねばならない。

私はどちらかというと真壁側の人間で、卑屈だし自分の不幸を嘆きがちだ。だからこそ同族嫌悪で真壁のことを凄く嫌に感じた。

 

池岡くんと瀬戸くんしか本当に把握していかなかったので、勝村さんや柄本さんがみれたのが予想外だったし本当に嬉しかった。勝村さんの演技は素敵だった。

 パンチラでこんなに笑う日が来るとは。